うさぎちゃん
おおかみくん
うさぎちゃん
ポケ獣人とは?
「ポケ獣人」とは読んで字の如く、ポケモンを獣人化したものを言います。
獣人は、ケモ度1~2のキャラクターを指す言葉ですが、ポケ獣人の場合だと、ケモ度1は「ポケ擬」と呼ぶことのほうが多いので、基本的にはケモ度2をイメージしていただければ間違いはありません。
それぞれのポケモンが持つ、身体的特徴(体毛や尻尾、耳)はそのまま残しつつ、二足歩行し、服や装飾品を身に着ける等々、人間のように振舞っているものをポケ獣人と呼びます。
例えば以下のツイートの画像のような姿をしたポケモンのことを言います。
— kame (@kame_3t) July 26, 2021
ポケ獣人とポケモンの違いは体型にあり
ポケモンの中には、ルカリオやゼラオラのように、もとから二足歩行をしているものもいます。
上の画像では、ポケモンが服を着て、二足歩行して、まるで人間のように振舞っていますが、これもすべてポケ獣人と呼ぶのかと言うと、答えはNOです。
また、イーブイ一族のように4足歩行しているポケモンを、頭身はほぼそのままで2足歩行させただけの場合もポケ獣人とは呼ばない場合がほとんどです。
では、何を境にしてポケモンとポケ獣人を区別するのかというと、一番分かりやすいのは「体型」です。
すなわち、人間に近い体型、高い頭身に描かれたポケモンを「ポケ獣人」と呼ぶのです。
「ポケモナー=ポケ獣人が好きな人」ではないことに注意
(人間化という意味での)擬人化ブーム真っ只中の昨今、動物だろうと、船だろうと、刀だろうと擬人化されまくっていますが、同じようにポケモンの擬人化が流行っていた時もありました。
勿論、ポケモンが好きだからこそ擬人化して楽しんでいるわけですが、ポケモン好きの中には原型こそ正義という方も多く、ポケモンの擬人化に不快感を示す人も少なくありません。
これはポケモンの獣人化についても同じことが言えます。
擬人化に比べてポケモンの要素が残っている獣人化であっても、原型をいじっているのには変わりないので、原型を正義とする方からすれば邪道に変わりありません。
基本的にポケ獣人が好きな方というのは、「ケモ度2を主食とするケモナー」で、ポケモナー全員がポケ獣人を好むわけではありません。
「ポケモナーっていったい何者?ケモナーが徹底解説!」の記事でも「必ずしもポケモナー=ケモナーとは言えない」と記述したように、ポケモナーも一枚岩ではないのです。
ポケ獣人化されやすいポケモン
某イラストサイトで「ポケ獣人」で検索し、ポケ獣人化され易いポケモンを調べてみました。
以下、イラスト数の多かったポケモンをピックアップして紹介していきます。
ダイケンキ
もともと重量感があるポケモンですが、案の定ムチムチの♀のダイケンキイラストがたくさんありました。
ダイケンキ自体そこそこ人気のあるポケモンですが、それにしても獣人化イラストの数が多い気がします。
アシガタナを両手で振るうなら2足歩行のほうが映えそうですし、ポケ獣人化した姿を想像する方が多いようです。
ルガルガン
もともと二足歩行である「まよなかのすがた」は単純に頭身アップしてポケ獣人化されていますが、「まひるのすがた」のルガルガンについてもしっかり2足歩行の人型に描かれていました。
「まひるのすがた」のポケ獣人化は新鮮味があって見てて楽しいですし、ケモナーが大好きな狼獣人になるわけで、人気なのも頷けます。
グレイシア
「ポケ獣人」のジャンルは、どうやらメスケモ天国的なところがあるようで、女の子のイメージが強いグレイシアも必然的にポケ獣人化され易いようです。
他のブイズだとブラッキーのイラストも多く見つかりました。
勿論、ブイズはどれも人気が高いので、グレイシアやブラッキーのイラストの数が他に比べて少し多かったというだけで、他のブイズのイラストもたくさんありました。
バシャーモ
もともと頭身が高く、二足歩行しているポケモンですが、更に足を細くし、胸を盛るなどして人間の体型に近付けたポケ獣人イラストが散見されます。
格闘タイプということで、締まったスタイルの良い身体付きをしていたり、シックスパックが描かれている場合がほとんどです。
頭部の体毛をそのもも長髪に見立てることができるので、ポケ獣人化し易いポケモンです。
その他、ゾロアーク、ラティアス、マニューラ、リザードン、ルギア、グラエナ、ザングースなどもイラスト数が多かったです。
どれもポケモナー人気の高いポケモンばかりですね。
とはいえ、ポケモナーに人気のポケモンが等しくポケ獣人化されているか、と言えばそうでもなくて、例えばマグマラシやロコンはポケ獣人化イラストが少ないです。
あとは見てて感じたのが、メスケモのイラストの方が圧倒的に多いということです。
確かにポケモナー界隈においても♀で描かれるポケモンの割合のほうが多い傾向はあります(種族にもよりますが...)が、それにしても、ほとんど♂のポケ獣人がいないのには少し驚きました。
ポケ獣人はポケモナーというよりはむしろ、ケモ度2のケモナーが好むジャンルですし、ケモナー自体、オスケモ好きのひとのほうが多い印象なので、ポケ獣人のメスケモ比率の高さは興味深いです。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます!
私自身はケモ度2~4まで満遍なくイケる口なので、原型、ポケ獣人どちらも大好きですが、「ポケ獣人化されやすいポケモン」の項でも挙げたように、獣人化映えするポケモンとそうでないポケモンで大きく分かれるのが面白いですね。
昔、ゴーリキーとピカチュウを掛け合わせた「ゴリチュウ」が話題になったことがありますが、ポケ獣人化させる際に、バランス一つ間違えるとゴリチュウのような化け物が爆誕してしまうので、ポケ獣人を描くのは意外と難しいです。
コメントを残す