サイズフェチって何?巨大娘から巨ケモまで!巨大嗜好全般について徹底的に考察!

こんにちは!今回はサイズフェチについて詳しく解説・考察していきます。

うさぎちゃん

おおかみくん

サイズフェチというと少し前に「巨ケモ」の記事でも語っていたよね。
そうね。あの記事では巨ケモに焦点を絞っていたけど、今回は巨大娘や巨大少年、巨大男も含めたサイズフェチの総論的記事になっているわ。

うさぎちゃん

尚、本記事は2部構成で、前半はサイズフェチについて知らない人向けの解説、後半は既にサイズフェチにどっぷり浸かっている人向けの内容となっています。

うさぎちゃん

おおかみくん

わっ後半はかなりマニアックな内容になりそうだね!耐性のない方は閲覧注意かも・・。
ではさっそく解説していきましょう!以下、目次になります。

うさぎちゃん

サイズフェチとは

簡単に言えば『巨大なものに萌える』特殊嗜好の一つで、巨大フェティシズム(Macrophilia)と呼ばれることもあります。

特殊とは言いましたが、多様化の進む昨今ですから、この手の嗜好の理解も少しづつ広がっており、サイズフェチの主要ジャンルである“巨大娘”、“巨大男”、“巨大少年”、“巨ケモ”の4ジャンルを合わせると、もはやマイナージャンルとは言えないくらいの規模にまで成長しています。

特に巨大娘界隈などは着実に規模を拡大しつつあるので、もう数年経てばだいぶ一般嗜好化が進んでいるかもしれません。

サイズフェチと一言で言っても一枚岩ではなく、巨大なものに対し、どのような視点で見ているかによって、だいぶ変わってきますが、大半の人は「ギャップ萌え」、もしくは「特定の部位へのフェチ」から派生してサイズフェチを発症していると思われます。

まず「ギャップ萌え」についてですが、日本はキャラクター文化が著しく発展している国で、あらゆる作品にギャップ萌え要素が取り入れられているので、あえて私から語る必要もないかもしれません。

サイズフェチについても単純に「ギャップ萌え」の一つという捉え方ができます。

特に巨大娘界隈では顕著で、取り分け可愛らしい、美しい女性が巨大化しているものが多いです。即ち「可愛い女の子なのに超巨大で絶対に逆らえない」、「可憐な少女が町を簡単に消滅させられるほどの破壊能力を持っている」といった非現実的な強烈なギャップに魅入られているパターンです。

サイズフェチ界隈に限らず「華奢な女の子なのに滅茶苦茶強い」とか「可憐そうに見えて実はかなりダークサイド」みたいなギャップを持つキャラクターはゲームや漫画、小説など、物語では定番ですよね。

勿論、あえて冴えない感じのビジュアルにして、逆にギャップが光る場合もあります。

同じ目線やスケールでは、陰でひっそり生きていたキャラクターも、ひとたび巨大化すれば、どんな相手にも優位にたててしまう・・そんなギャップを好む人も多いわけです。

ギャップフェチというのは、本当に奥が深くて、正直、本気で語り始めたら、一冊の本が出来上がってしまいそうなので、本記事ではその全容まで語り尽くすことはできませんが、ことサイズフェチに関しては、大きいもの(加害者側)と小さきもの(被害者側)との間に生じる、物事の価値基準の相違や、サイズ差による目線の違いなど所謂「スケールギャップ」を重視する人も少なくありません。

このスケールギャップについてはマニアックなので記事後半で深堀していきます。

さて、もう一つ「特定の部位へのフェチ」については更にシンプルです。

好きな部位だからこそ、より刺激的でインパクトな描写を好むのが人間の性。

私なんかは、もともと太腿や足裏のフェチを持っていたのですが、それを全力で楽しむ、それこそ視界一杯に大迫力で楽しみたいと思ったら、対象が巨大であるほうが都合が良かったわけです。

更にわかりやすく言うのであれば、例えば、自分の大好きなイラストがあったとして、どうせなら、小さなスマホの画面よりはパソコンや、それこそプロジェクター等を使って視界いっぱいに鑑賞したくありませんか?

特に相手が巨大であればあるほど、視点が煽り視点になり易い関係上、遠近法で下半身がより巨大に描かれることになるので、足から股にかけて、下半身の特定の部位にフェチを持つ人は、サイズフェチが刺さりやすい傾向があります。

実際、足フェチがきっかけでサイズフェチに発展したという人は何人も見たことがあります。

どうして人はサイズフェチを発症するのか

出典:ゴジラオフィシャルサイト | 東宝

サイズフェチは一般の人からすると、なかなか理解するのが難しい嗜好かもしれません。

しかし、では怪獣映画はどうでしょうか?

皆さんご存知、日本はゴジラという偉大な作品を生んだ怪獣大国。怪獣映画というのは、昔から一般の人にも親しまれてきました。

では、そもそもそんな一般の人でも感じる怪獣の魅力ってなんでしょうか?

おそらくですが、大抵の人は、①その巨体の迫力、②破壊シーンの爽快感、③圧倒的強者への畏怖、等をあげると思います。

そう、実はサイズフェチというのは、人間であれば誰もが感じるような巨大なものへの魅力に+αで想像を発展させて嗜好化しただけとも言えるわけです。

即ち①であれば、例えばもともとその人がおしりフェチだったとしたら、もし自分の好きなキャラクターが巨大化したら、その足元から見上げるおしりは物凄い迫力だろうな・・とか、②であれば、もし自分が怪獣のように巨大だったとして町を襲うとしたら、車を踏みつぶす感触や、ビルをなぎ倒すのはどんな感覚なのだろう、自分の姿を見て人間達がパニックに陥るのを見て、ショックを受けるのか、それとも優越感を感じるか、などを想像してみたり、③にようにスケールの違う相手と実際に対峙した時に自分はどう感じるのか、自分の推しキャラがもし巨大化したら、そのキャラは人間達とどう接するのか、巨大化して戸惑ったり、恥ずかしがったりするのか、はたまた、小さな人間達を他愛もない命として軽視し、何の躊躇いもなく蹂躙してしまうのか・・・

そうやって想像の翼を広げた結果、気付けば嗜好として捉えるようになったというケースです。

それこそ、そもそも人間というのは巨大な戦艦、ガンダムやエヴァ、ゴジラなど、でっかいものにロマンを感じる生き物ですからね。想像の仕方如何では誰でも後天的にサイズフェチを獲得する可能性はあるでしょう。

勿論、ただ怪獣映画を見ただけでは、上の例で挙げたような妄想をする人は少ないかもしれません。しかし、例えば“カードキャプターサクラ”や“こち亀”など、実際にキャラが巨大化するようなシーンを含む作品はたくさんあるので、それがきっかけとなって、巨大化妄想の基礎が出来上がって、気付いたら嗜好に発展していた、なんてパターンも往々にしてあります(個人的にはワンパンマンの上腕二頭キングが好きです)。

最近だと、“艦これ”なども良い例ですね。

昔、リアルのオタク友達にサイズフェチであることをカミングアウトしたことがあったのですが、その友達はサイズフェチのサの字も知らない方でしたが、“艦これ”のキャラクターを巨大娘化した同人誌は見たことがあると言っていました。

それを聞いて、巨大娘ってここまで幅を利かせてきているのか・・と感じたと同時に、確かにサイズフェチを理解するのにこれほどわかりやすい題材はないな、とも思いました。

私自身は所謂ケモナーといわれる人種なので、あまり艦これのことは詳しくないのですが、考えてみれば、艦これは戦艦を擬人化したもの。

もともと戦艦自体がモノによっては何十mもあるわけですので、非常にサイズフェチ的な妄想を発展させやすい。実際、艦これにハマったのをきっかけにサイズフェチという嗜好にハマった人も少なくはないと思います。

他にも、最近では、ポケモンでダイマックスが実装されたり、ウマ娘で巨大化するイベントがあったり、また、ゴジラに関しても未だに国内外で安定した盛り上がりを見せてくれているように、今後も巨大化・巨体を取り扱った作品は供給され続けることが予想されます。

そして、その何かしらの作品が刺さって、サイズフェチ界隈にやってくる人も多いことでしょう。

サイズフェチが認知され始めている昨今ですから、今後、企業側が本格的に巨大化嗜好をターゲットにし始めたりすると、これから更に伸びてくる可能性も十分にあります。

サイズフェチは危険な嗜好なのか。

世の中には様々な嗜好がありますが、ものによっては妄想の範疇でしか許されず、現実では絶対に再現してはいけないような嗜好もたくさんあると思います。

それこそ、自らが持つ嗜好が災いして、理性を抑えられず、人や動物を物理的もしくは心理的に傷つけてしまう、なんていう許されざる事件を耳にすることも少なくありません。

しかし、ことサイズフェチに関しては、大前提として“巨大であること”がマストです。それは現実では、どうやっても実現できないものです。

もし、本当に自分が巨大生物になって町を破壊してみたい、蹂躙してみたいと思っても、せいぜいミニチュアの町を作って、巨大化したつもりになって破壊して楽しむことしかできないでしょう。

サイズフェチというのは破壊や蹂躙が付き物ですので、一見すると不謹慎な嗜好に思われがちですが(実際不謹慎ですが)、そういう意味では仮にどれだけ深くサイズフェチ堕ちしたところで、人様に迷惑をかける心配が少ない嗜好と言えなくもないわけです。

それにそもそも町を破壊してみたい、という発想は閉塞感の感じる現代社会にあっては誰だって一度は考えたことがあると思いますし、もともと人は狩りをして生きてきた生き物ですので、本能的に猟奇的な部分や蹂躙欲求があるのは、ある意味当たり前のことだったりもします。

仮に自分がサイズフェチになってしまったからと言って、自らを異常者扱いするほどのことでもないでしょう。

ただ、理解されにくい嗜好であることだけはしっかり認識しておく必要があります。

それこそ日本は災害の多い国ですから、時と場所を選ばず好き勝手不謹慎発言をして、他人を不快にさせるようなことだけはしないよう注意しましょう。

炎上は確実にそのジャンルの衰退を招きます。

巨大娘から巨ケモまで…サイズフェチ4大ジャンルを紹介

サイズフェチは巨大化させる対象によって主に以下の4つのジャンルに大別されます。

これらは基本的に巨大化対象の種族・性別の好みでジャンル分けされているだけで、実際にどのような部分に萌えているのか、という萌えの根幹については、4つともほぼ共通していると思われます。

①:巨大娘

サイズフェチ界隈の中でも一番規模の大きいジャンル。

そもそも巨大娘の派生元ジャンルの母数が他とは桁違いですから、サイズフェチがいかに特殊嗜好だとしても、一定数人が集まりそこそこの界隈を形成するのは当たり前のことなのかもしれません。

ジャンルが大きい分、神絵師級も揃っているわけですから、そのような方達がクオリティの高い巨大娘を描くことによって、一般の人達の特殊嗜好の扉を次々と開いていくという好循環も期待できます。

今後も堅実に伸びていくことでしょう。

②:巨大少年

巨大娘ほどではないですが、ショタ好きの多い日本において、一定の需要があるジャンル。

最近では巨大男の娘が伸びてきているような気がします。もともと男の娘自体がギャップの塊ですので、巨大化させることで更にギャップを尖らせているのでしょう。

ちなみに巨大少年と違って、巨大少女は巨大娘と一緒くたにされる傾向があります。

③:巨ケモ

日本では規模の小さい界隈ですが、海外ではもともとケモノジャンルが大きく発展していることもあって、巨ケモ(macrofurry)も盛況です。

最近では、ポケモンでダイマックスシステムが実装されたこともあり、巨ケモ界隈にとっても追い風となっています。

蹂躙部位である足裏が人間に比べて大きかったり、人外故の人間との価値観の相違が魅力的です。

④:巨大男

こちらも巨大娘ほどではないですが、一定の需要があるジャンルです。

男性の雄々しさや逞しさを巨大化させることによって際立たせたい、という意思が窺えるものがほとんどで、大抵の場合、筋肉隆々でガタイの良い巨人で描かれます。

サイズフェチは人によってサイズの好みも違う

ひとえにサイズフェチといっても、そのサイズは様々です。

大きさによって、魅力やポイントが違うので、対象に対して、何を期待するのかによって、人それぞれ好みも変わってきます。

以下にメジャーな三つのサイズを紹介します。

①:メガサイズ


ゴジラをはじめとした所謂「怪獣サイズ」と呼ばれる大きさです。

30m~300mくらいのものが大半で、一番大きなサイズだと、簡単に高層ビルを蹴り飛ばすこともできちゃいます。

建物と建物の間から顔を覗かせるようなインパクトのある姿が魅力的で、しっかりと建物と大きさを比較できることなどから、後述するギガサイズやテラサイズより迫力のある構図になる場合も少なくありません。

このサイズであれば、ギリギリ人間と会話したり、交流したりすることもできます。

そのことから圧倒的な力を持った相手に滅茶苦茶に弄ばれたいという、エムっけのある方にもよく刺さりますし、体格差フェチや丸呑みフェチ(vore)を持つ方の守備範囲と重なることも多いです。

②:ギガサイズ


大陸サイズとか山サイズとも呼ばれています。主にスケールギャップを重視する人が好む傾向があります。

メガサイズの項でも触れましたが、ギガサイズの場合は、その圧倒的な大きさを表現したくても、人間の町など足元にひっそりと広がる灰色の絨毯くらいちっぽけなものなので、山や雲、空気遠近法などを上手く使って巨大さを表現する必要があります。

人間との間にこれだけのサイズ差がある中で、巨大生物側は人間達をどう認識するのか、所作一つ一つがいったいどれだけの被害を及ぼすのかという想像を楽しむサイズとも言えるでしょう。

言わずもがな、ギガサイズの巨大生物が暴れることによって引き起こされる被害というのは、地球史上最悪の天災となります。

③:テラサイズ

最低でも地球の丸みがわかるくらい、大きなものでは、地球を片手で握りつぶせたり、それこそ銀河より大きい場合もあります。

巨大生物側からはもはや人間の都市ですら視認できない場合もあるくらいで、とにかく圧倒的なスケールの違いを楽しみたい方に適したサイズと言えます。

ここまでくると空想科学としても面白い領域になります。もし、本当にこんな大きさの巨大生物がいたら、いったい何が起きるのか、物理学に詳しい方にとってはなかなか考察し甲斐がありそうです。

基本的にはサイズ差が大きくなるほど、両者の関係が抽象的になるので、スケールや被害を視覚ではなく想像で補うことになります。よって想像型の人ほど好みのサイズがデカくなる傾向があります。

 

さて、今回は以上のようにシンプルに三つに大別させていただきましたが、例えば同じメガサイズの中でも30mと300mではだいぶ趣向が違ってきます。

前に書いた巨ケモの記事では更に細かく細分化して魅力を語っていますので、興味のある方はそちらも併せて読んでいただければと思います。

サイズフェチを空想科学する面白さ


サイズフェチという嗜好は、単純に一つの嗜好としても奥が深いものですが、それとは別で、空想科学するのも面白いジャンルです。

むしろ、色々想像することで、よりスケールギャップを感じ、興奮に繋げたりもできるわけです。

例えば、もし、身長が10㎞もある女の子がいたとして、その子の体重はどれほどになるんだろう、とかそんな巨大生物が一歩歩くだけで、どれだけの被害が出るのかとか・・決して現実には起こり得ないスケールの事象を想像するのは、非常にワクワクさせられます。

それこそ、もし、地球よりも大きな生物がいたとして、そんな存在がいきなり地球をガシッと掴んで、地球の自転を止めたらいったい地球上に存在するものはどうなってしまうのでしょうか?

赤道付近は時速1670㎞にもなる自転。慣性の法則で一瞬で滅茶苦茶になってしまうのか。そもそも、万有引力を考えるのなら、そんな質量が大きい生物が地球に近づいた時点で、月が引力で海水を引っ張って潮の満ち引きを引き起こすように、大きな海面上昇が起きて世界が滅ぶ?

もしくは山や町がその巨大生物に向かって「落ちていく」?

・・・物理学に疎いので滅茶苦茶なことを言ってるかもしれませんが、付け焼刃の知識でこうやって色々考えてみるだけでも、もうなんか色々と壮大すぎて笑えてきますよね。

空想科学ですから、それこそこの手の妄想なんてものは、自身のフェチを昂らせるためであれば、偏った知識を全面に出してご都合展開にしちゃってもいいわけです。

前半部まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。

「サイズフェチってなんだろう?」って思って本記事を見に来てくれた方が少しでも理解を深めていただけたのなら幸いです。

途中、少々マニアックな部分もあったかもしれませんが、ここまでが基本的な事項の解説となります。

ここからは既にサイズフェチにどっぷり浸かってる方向けの内容となりますので、ご了承ください。

スケールギャップとはなにか


サイズフェチを語るうえで、切っても切り離せないないものに「スケールギャップ」があります。

スケールギャップとは、「おおきいもの(加害者側)」と「ちいさいもの(被害者側)」、両者のサイズ差やスケール差に大きな隔たりがあるほど、物事の認識にズレが生じ、価値観の相違が起きる事象のことを指します。

これは実は現実でも当たり前のように起きています。

よく「すべての命の重さは平等」なんて言われますが、人間は当たり前のように、スケールの小さい生き物の命を軽視しちゃってますよね。

例えば、私が幼い頃、近所に住んでいた友達が悪ふざけで、アリの巣におしっこをしていたのを目撃したことがありました。

本当にすべての命の重さが平等だと言うのなら、絶対に許されない行為のはずですが、人間が圧倒的に優位な立場にあり、スケール差がある為に、こんな侮辱的な蹂躙すら、下手すりゃ人間という生き物は笑い話にしてしまうのです。

蟻の立場に立って物事を考えるなんてのは難しい話ですが、ちょっと蟻の気持ちになって考えてみると、蟻の巣というのは、一つの集落、規模によっては町のようなものです。

そして巣の中にはたくさんの家族が、それこそ小さな赤ちゃんもいっぱいいます。そんな子供たちの為に働きアリたちは日夜せっせと働いているわけです。人間と同じようにしっかりと社会を形成していますよね。

アリの巣におしっこするというのは、そんな尊い集合体を蹂躙しているのに他なりません。

なぜそんな酷いことができてしまうのか、人間と蟻ではいったい何が違うのか・・そう考えていくと、要因はスケールの違いくらいしか思い当たりません。

勿論、想像力の欠如というのもありますが、そもそも人間達が蟻に対して、“取るに足らない命”という認識を無意識のうちに持っていることのほうが大きいでしょう。非常に恐ろしい話です。

そして、このようなスケールギャップによる“命の軽視”というのは、もし人間を遥かに超えるスケールの超巨大生物が出現した場合でも当然成立するのではないか、というのを妄想するのが、サイズフェチの醍醐味の一つになります。

蟻の立場になって考えるのと違って、自分が人間である以上、人間の目線、即ち「人間達が喜怒哀楽のある感情を持った生き物であること」、「町にはたくさんの命が息づいていること」、「多くの歴史を紡いで、たくさんの労力が注がれて今、ここに町が存在していること」を誰もが共通認識として理解していると思います。

だからこそ、そんな尊いものをいとも簡単に破壊できてしまう巨大生物という恐ろしい存在に畏怖を感じたり、魅了されたりするわけです。

このように、サイズフェチは一見すると不謹慎な嗜好ですが、むしろ逆に、蹂躙される側や相手の立場になって考えてみたり、命の大切さをしっかり認識しようとすればするほど、楽しめる側面があるのが面白いですね。

ちなみにここで説明したスケールギャップですが、これをどのくらい重視しているかは人によって個人差があります。

例えば、サイズフェチの中でも体格差型の方なんかは、スケールギャップにそこまで重きを置いていないと思いますし、そもそも巨大生物に対して、自己投影するのか、自分が蹂躙されたいのか、第三者として眺めていたいのか、といった巨大生物を見る目線によっても重視度は変わってくるでしょう。

次の項では、その“目線”について考察していきます。

サイズフェチを見る「目線」について考察


例えば、目の前にサイズフェチのイラストがあったとしましょう。

以下のような絵を頭の中に思い浮かべてみてください。

  • その絵にはあなたの推しキャラが描かれています。
  • 身長は100mくらいあり、どや顔で仁王立ちしています。
  • その足元には町が広がっていて、すでにそこらかしこが踏みつぶされてしまっています。

想像しましたか?

では、もし、あなたがそういう絵に遭遇した場合、どのような目線でそのイラストを楽しむでしょうか?

・・おそらく、この問いに関して、一人ひとり全く違う見方をすると思います。

大まかに言えば、あなたのサイズフェチイラストを見る目線は以下の4つのどれかに該当しているはずです。

①:キャラの目線(加害者側の目線)、すなわち自分自身がそのキャラになりきって破壊や蹂躙している姿を想像する。

②:小人側の目線(被害者側・弱者側の目線)で巨大生物のスケールを堪能したり、場合によっては蹂躙される様子を妄想する。シュリンカー(縮小化)嗜好の目線に近い。

③:第三者の目線(俯瞰視点)で巨大生物と町とのスケール差を堪能したり、被害状況を想像して楽しむ。

④:そのキャラと同じスケール・サイズの自分の分身を置いて、そのキャラと交流したり、共に町を蹂躙する様子を想像する。

勿論、その時々の気分で柔軟に視点を切り替えたり、様々な視点を同時に併せ持つタイプの人もいると思いますが、上記のように全く同じイラストを見ていても、人によって全然違う見方をしている場合があるわけです。

例えば、私の場合は、ケモナーで異性愛者ではありますが、③の俯瞰視点をメインとしており、とにかくスケールギャップを楽しみたいタイプですので、そそるシチュエーションでさえあれば、性別や種族は度外視できちゃったりします。

ケモナーである以上巨ケモが一番刺さり易いのはありますが、そういう理由から巨大娘や巨大少年など、ケモノ以外も守備範囲に置けるわけです。

また、他にも、そのイラストが♂であれば、場合によっては①の目線でそのキャラに憑依した気分で楽しんだり、対象が♀であれば、④の同列目線で楽しむなど、シチュエーションによって最適な目線に切り替えたりもしています。

逆に例えば、巨大娘しか萌えない!という方は、②の小人側目線や④の同列目線をなにより重視している可能性が高いです。

このように目線を考察することで、その人の守備範囲や嗜好性まで見えてくるので面白いですね。

自己分析してみて、もし、単一の目線でしかサイズフェチイラストを見ていない方がいらっしゃれば、是非一度、今までとは違った目線でイラストを見たり、想像してみることをおすすめします。

もしかしたら今以上に充実したサイズフェチライフを過ごせるようなるかもしれません。

ほのぼのかリアルか。サイズフェチのテイストについて


目線以外にも、その作品がほのぼの系なのか、リアル系なのかによっても好みは大きく分かれます。

即ち、蹂躙や破壊をどれだけ現実的に考えるか、という点です。

例えば、巨大生物が小人を踏んづけたとします。この時、ペラペラになるだけの漫画的表現で済むようなテイストならほのぼの系、明確にぐちゃぐちゃに潰れるのがリアル系です。

ほのぼのの場合は、優しい世界なので、そもそも踏みつぶそうと足裏が迫ってくる描写はあっても、踏み潰したあとの描写まで描かないことも多いです(丸呑みフェティシズムの「HardVore」と「SoftVore」の違いともよく似ている。)

対して、リアル系を好む方は、巨大生物の所作一つ一つがいったいどのような被害を及ぼすのか、という現実的な思考でサイズフェチを楽しんいるので、結果的に命が失われるのは当然という見方をします。

基本的にサイズが大きくなる程、蹂躙描写やグロも抽象化されるということもあり、ギガサイズ以上はリアル寄りを好むけど、メガサイズ以下はほのぼの寄りのテイストを好むなんていう人もいます(芋虫が潰れていたらグロいけど、ダニが潰れていても視認できないからグロいと感じないのと一緒)。

少し前の項でも書きましたが、サイズフェチというのは、命の尊さを重視しているからこその裏返し的な側面もありますので、一見、矛盾するようにも見えますが、蹂躙自体は好きだけど鮮明なエグい描写自体は見たくないという人も多いわけです。

なぜ巨大生物は人間を蹂躙するのか


ここでは切り口を変え、巨大生物側の目線で、人間を蹂躙する理由について考えてみました。

いったい何が目的で、どんな感情で町を破壊しているのか、そしてなんでそんな酷いことができるのか、などについても触れていきましょう。

巨大生物が人間を蹂躙する理由は主に以下の5つです。

①:わからせたい

所謂、「わからせ」というやつです。

地球の支配者と勘違いしているおめでたい人間達に本当の支配者が誰なのか、教えてやるつもりで蹂躙しにきています。

人間に対して明確に劣等種族であると突き付けているようなものなので、かなり侮蔑的。

また、人間より自分が偉いと思っている分、相対的に相手の命も軽んじているので、蹂躙することに罪悪感もあまり感じていないことでしょう。

②:気持ちいいから

気持ちよくなる為だけに町を蹂躙しにきているというかなりヤバいやつ。

ビルをなぎ倒したり、建物を踏む感触に快感を覚えてしまい、エンジョイ気分で破壊するパターンです。

相手の命を相当軽視しているか、もしくは想像力が欠如している為、蹂躙することに背徳感すら感じていない場合が多いです。

③:無意識

目的も何も最初から人間の存在に気付かずに、町を蹂躙してしまったというパターンもあります。

ギガサイズ以上の巨大生物にはよくありがち。

巨大生物側が優しい性格である程、ギャップが光ります。

④:怒り

個人的な怒りやイライラがあり、単純に感情の捌け口として暴力を振るっている場合もあれば、人間に対して明確な怒りを以てして攻撃しているパターンもあります。

例えば、人間を地球を穢す害虫と見なしている場合などがそうです。

圧倒的強者が正義を掲げて蹂躙するわけですので、一切情け容赦のない無慈悲な蹂躙が繰り広げられます。

⑤:自己陶酔

自身のスケールギャップに酔っているパターンです。

ある程度、相手の命の尊さを理解しているからこそ、それを簡単に蹂躙できてしまう自身の存在のあまりの大きさに自己陶酔しています。

蹂躙された人間達は一生その恐怖を背負い、世界中の人間達が自分のことを意識しながら生きていく。それが理解できるからこそ、承認欲求が満たされ、背徳感すら高揚感に繋げてしまうこともあります。

サイズフェチの王道シチュエーション一覧


上の項でも掘り下げたように、巨大生物側も様々な目的・感情を持って町を破壊しに来ているので、当然そのシチュエーションも多岐にわたります。

本項では、思いつく限り沢山のシチュエーションを紹介していきますので、是非、何か創作する際の参考にでもしていただければと思います。

①:巨大化(growth)

もともとは普通サイズの生き物だったが、何らかの理由によって巨大化してしまうシチュエーション。
巨大化の反動に巻き込まれて物や町が次々と破壊されていく。
意図しない巨大化が多いので、戸惑いの表情を見せたり、涙目になってしまうことも。
本人も可哀想だが、それ以上に町がヤバいというなんとも言えない状況にフェチズムを感じる人も多い。

  • 何者かに巨大化薬が含まれた弾で狙撃され、意図せず巨大化して、町を破壊してしまう。
  • 急に巨大化した手前、まだ自分の存在のヤバさに気付いてらず、想像力の欠如から取り返しのつかないような蹂躙劇を繰り広げてしまう。
  • 町を破壊する為に自ら巨大化薬、もしくは魔法などで巨大化して悪意たっぷりの蹂躙を行う。
  • 屋内で巨大化し、部屋に収まりきらないサイズになって困惑、もしくは内部から家を破壊する。

②:猟奇的

明らかな悪意を持って、小人達の町を襲うというシンプルかつ弑逆的なシチュエーション。
戸惑い、恐怖し、逃げ惑う小人達の姿を見て愉悦を感じているのか、悪い笑顔を見せることも。
巨大な対象が人外であれば、他種族である人間だからこその命の軽視だったり、侮蔑的な心情が読み取れることも。
対象が人間であれば、同族を蹂躙するという、より猟奇的な一面も窺える。
被害者側と加害者側の種族が一緒なのか、別なのかで蹂躙心理が変わってくるのが面白い。

  • 明らかな蹂躙目的で、容赦なく町を破壊し尽くす。
  • 破壊や蹂躙の背徳感、もしくは自分の優位性に興奮し、行為に繋げる。
  • 町の外周からゆっくりと踏みつぶしていき、渦巻き状に町を破壊していって、町の中心地に人口を集中させて楽しむ。通称“トルネード踏法”。

③:露出狂

町の上で自らの肉体を晒し、足元からたくさんの視線を浴びることに興奮を覚えたり、自分の存在の大きさに優越感を感じて自己陶酔する様子を描くシチュエーション。

  • 自分の肉体の自慢の部位を誇張するように町の上に晒して、ドヤ顔したり、満足気な表情を浮かべる。
  • 裸で街中に出現し、恥ずかし気な表情を浮かべるものの、隠すところも隠さず、見られていることに興奮した様子をみせる。

④:無意識破壊系

あまりにも大きすぎるあまり、小人達の存在に気付かなかったり、もしくは何か別のものに夢中になっていて、無意識のうちに町を踏みつぶしてしまう。

圧倒的なスケールの差、両者の目線の違いを感じるのに最適なシチュエーション。

  • 小人があまりにも小さすぎて巨大生物側が認識することができず、無意識のうちに大量破壊を繰り広げてしまう。
  • 巨大ショタや巨大ロリが蝶々を追いかける要領で旅客機を追いかけ、足元の町を無意識に蹂躙する。
  • イヤホンなどで音楽を聴きながら、ウォーキングやランニングで町を蹂躙する。
  • 歩きスマホ等で足元の注意が疎かになり、気付かないうちに町を蹂躙する。

⑤:人命軽視系

無意識破壊系シチュエーションとは違い、小人の存在に気付いてはいるが、あまりにどうでも良い存在ゆえ、町があってもわざわざ避けたりせずに、そのまま踏み荒らしてしまう。

加害者側が自身のスケールの大きさを自負している点がポイント。

  • 足元に小人の町があるが、何も気にせずに、そこに座り込んでしまったり、横になって寝てしまうことで、町を破壊・蹂躙する。
  • サッカーやバスケをやろうと思ったが、町があって邪魔だったので、トンボで更地にしてしまったり、そのまま気にせずにプレイを開始する。

⑥:想像力足りない系

人間にとって自分がいかに強大で恐ろしい存在なのか、という想像力が足りておらず、結果、本人が意図せずに小人達を追い詰めたり、命を奪ってしまう。

  • ただ観察したいがために町に近づいたが、その時の振動で町が壊滅してしまう(本人は気付いていない)。
  • 小人達にただ挨拶するつもりで声をかけたが、小人達にとってあまりに大きな声だった為、
    音圧で建物のガラスが割れたり、鼓膜が破れるなど、大きな被害を与えてしまう。
  • うっかりくしゃみを町にぶちまけてしまったが、それで町が壊滅状態になっているとは露知らず「ごめんごめん」と軽く謝る程度に済ませてしまう。

⑦:ワープ・転送

地球外の存在が人知を超える技術で、自分の星にワープしてきたり、もしくは町ごと転送されて、好き勝手に蹂躙される。

地球には巨大生物なんて存在しないが、宇宙のどこかにはもしかしたら存在するかもしれない・・、しかもそれが地球とは違うスケールの星であっても何も驚けないし、その存在を否定することは誰もできない。

  • 小人の住む都市を自室に転送してきて、思い思いのプレイを楽しむ。
  • ポータル等を使って、小人の住む惑星に空間を繋げ、移動し蹂躙する。

⑧:自撮り

承認欲求を満たす為に、小人達の命を利用する。

  • 自分が小人の街を破壊している様子を自撮りして、自身のSNSにアップしたり、場合によっては、小人達の使っているSNS上に投稿し、反応を楽しむ。
  • 自分が町を破壊している様子を生放送で公開する。

⑨:複数人

単体なら単純にその個体が鬼畜なだけの印象が強くなるが、複数人で蹂躙を行うことで、蹂躙行為そのものが、広くその種族の文化として根付いているように感じさせられることも。

もしくは、悪いことなのはわかっているが、「赤信号、みんなで渡れば悪くない」の要領で破壊や蹂躙に踏み切ってしまった感がでる。

  • でかっぷるが大都市の上で小人を巻き込みながらイチャイチャし、自分たちの愛のスケールを誇示する。
  • 「町でも破壊しに行こうぜ」と友達に誘われて軽いノリで破壊・蹂躙を楽しむ。

⑩:その他

  • 自分の身体を何千、何万という小人達に洗わせる。
  • 町を破壊した後、小人の姿に変身して、自分が破壊した町の様子を観察したり、一緒に避難所に潜り込んだりする。
  • 自分の身体の特定の部位に、建物や小人、もしくは町自体を乗せて楽しむ。

 

こうして一つ一つ挙げてみると、結構パターンがありますね。

シチュエーションの多様化は、すなわち、ひとぞれぞれサイズフェチに求めるものが違うことを示しています。

巨ケモ心理テストのご紹介

以前、巨ケモについてまとめていた時、副産物として「巨ケモ心理テスト」なるものを作ったことがあったのですが、前の項で“目線”について考察したように、サイズフェチを掘り下げていくと、自分の内面、精神面まで見えてきたりします。

現代社会に生きる身ですから、誰もが今の自分の立場に対する不満、コンプレックス、欲求不満、承認欲求など様々な苦悩を抱えていると思いますが、意外とそれらが嗜好とリンクしている場合も少なくありません。

個人的には結構面白い切り口の記事になっているかな?と思っているので、もし、興味があれば、こちらも見ていただけると嬉しいです。

まぁ私の自己分析をもとに作った心理テストなので、全然当たらないかもしれませんが。

ちなみに、記事上は巨ケモとなっていますが、巨大娘や巨大男等、別のジャンルに置き換えて進めていって差し支えありません。

サイズフェチ適性表!

最後におまけで、サイズフェチ適正表なるものを作ってみました。

テンプレートを置いておきます。サイズフェチの方々の傾向を知りたいので、【#サイズフェチ適性表】のタグでも付けてtwitterにでも投稿してくださると管理人ネコジャラスが滅茶苦茶喜びます。

※書き方の注意点

  • 難しく考えずに感覚的に自己評価してみましょう。
  • 基本的に“萌える(イケる)”かどうかでD~SS+の判定を行ってください。評価基準は「B」が好きでも嫌いでもないくらいで、「SS+」に近づく程ストライクど真ん中、B以下は嗜好の範囲外というイメージで気軽につけていってください。
  • あくまでサイズフェチをベースとした適性表となります。仮に性別適性の“♂”をSとした場合でも、巨大な♂に萌えるという意味で、ノーマルサイズの♂に萌えるとは≠となります。
  • ジャンル適性の欄のgrowthは「巨大化するプロセスを描くもの」、voreは「丸呑みフェチ」、スカは「排泄フェチ」、蹂躙は「破壊や大量の命を奪う様子」、体格差は「体格差のある両者の交流を描くもの」、グロは「出血、欠損等のグロデスク描写」のことです。
  • 人間でもケモノでもないもの(例えば、アンドロイドや人魚など)はすべて“人外”としています。ここらへんの定義は曖昧なので、強調したい種族がある場合はスキル欄のほうで『アッピール』してください。
  • 視点適正の欄についてはサイズフェチ作品を見る際に、自分自身が巨大生物になるのか、もしくは小人側の目線なのか、第三者目線(俯瞰)なのか、それとも巨大生物と同じスケールの自分を置くのか、など視点の好みを問うものです。
  • スキルの欄は各々好き放題自分の嗜好や拘りを暴露する場所として活用してください。

↓ネコジャラスの場合の記入例です。

総まとめ


最後までお読みいただきありがとうございました!

ケモナーでありながら、巨大娘や巨大少年も愛する身として、出来る限り広い視野で「サイズフェチ」について考察してみたつもりですが、いかがでしたでしょうか。

正直、考えれば考える程、この界隈は奥が深く、なかなか文章だけではその魅力のすべてを語り尽くせませんが、それでももし本記事が少しでもサイズフェチの理解を深める一助となったのなら幸いです。

実は今、個人的に恐れていることが一つありまして、それは、もしこのままサイズフェチのジャンル規模が大きくなっていった場合、どこかで大きな炎上が起きて、サイズフェチを楽しむ人全員に大きな不利益が及ぶような事態になるのではないか、というものです。

一度炎上すると悪事千里を走るで、偏った知識が拡散されることも多いので、サイズフェチを持つ人達みんながおかしな偏見や先入観で見られるようになったら悲しいなと思います。

おおかみくん

特殊嗜好の一般化・・・やな予感しかしない・・・
サイズフェチ界隈はジャンルがジャンルなだけに、故意に炎上を狙うにもネタが豊富すぎるのよね。昔、ケモナーとズーフィリアが混同され、多くの人が苦しんだように、“サイズフェチ=加虐嗜好”とか、間違った認識が広がらないよう、願うばかりね。

うさぎちゃん

最近の炎上を見てても、どうやら自分の知らない・興味のない界隈を極めて単純で浅いものと捉える方が結構いるようで、影響力の強い人が言った他愛もない意見が時に大風を巻き起こし、いとも簡単に間違った認識が広がってしまうこともしばしばです。

もともと自分なりに意見を持っていても、“後知恵バイアス”の前では簡単に手の平を返してしまうのが、人間という生き物ですからね。

杞憂で済めば良いのですが、もしそういう事態になった際に、こうやって予め記事に認めておいて、サイズフェチって一言でいっても色んな人がいて、色んな目線で見てるんだよ、ってことを浸透させておけば、少しは未来が変わるのかな、とか淡い期待も込めつつ今回の記事の作成にあたった次第であります。(この記事が検索上位に上がらなければ何の意味もありませんが…)

勿論、この記事自体も私の個人的な意見満載ですし、偏っている部分もあると思いますので、是非記事末尾に色々と意見や考察、この嗜好に目覚めたきっかけ等、コメントしていただければ幸いです。

また、TwitterのほうではイラストやSSの創作もしていたりするので、(専ら巨ケモですが、背徳感やスケールギャップを表現することに日夜心血を注いでおります)、本記事が面白かったという方は是非フォローいただけると嬉しいです。

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